LaTICA -ラティサ- プロフィール

野村彰浩(synthesizer, compose, arrange )と 福田ひとみ(sax)、によるエレクトロニカデュオユニット。心地良い電子音を背景に、クラシックやジャズ、宗教音楽や民族音楽等の要素が調和され、ソレラに即興演奏により輪郭が描かれる。聴きやすくも「deep」で「mellow」。「長く聴いていたいサウンド」として定評がある。

2017年3月結成。広島を拠点に、ライブハウス、舞台、その他様々なシーンで活動を重ね、現在3枚のミニアルバムと1枚のフルアルバムを掲げ全国各地で活動中。広島市の音楽事業にも多く関わり、「the Hiroshima music boat」「8.6のとうろう流し『慰霊の音楽奉献』」「平和大通り芸術展 Hiroshima ARTery」等に出演。プロデュースプロジェクトとして、福原一閒(篠笛、能管)、 榊記彌栄(箏)、山本優一郎(ベース、コントラバス)等とのユニット「Cinq éléments 〜 五行思想」として2018年4月にフルアルバムをリリースし、「2018広島国際アニメーションフェスティバル」のレセプションパーティーへ出演。現在まで、各地での芸術祭、音楽祭へ数多く出演。幅広い音楽性や圧倒的な演奏力で、そのパフォーマンスを体感した者からは、「現世で聞ける究極の癒し系音楽」「世界を旅してるように感じる」「心の琴線に触れる」等の声が上がる。
ユニット名である「ラティサ」はクロアチア語で「花びら」の意。キーボードの野村彰浩がヨーロッパ在住時に訪れたクロアチア(旧ユーゴスラビア)で出会った少女の名前。情勢が不安定な中、必死に生きる彼女とその家族と過ごした10日間の「記憶」「想い」「希望」を自分達の「魂」へ共鳴させ、「平和」への願いを込めた楽曲創り、演奏活動を展開中。

An electronica duo unit composed of Akihiro Nomura (synthesizer, composer, arranger) and Hitomi Fukuda (sax). They blend elements of classical, jazz, religious, and ethnic music together, using improvisation to create a contour around this musical blend with soothing electronic sounds in the background. This easy-listening music is characterized by its “deep” and “mellow” sound. It has a reputation for being “the kind of sound you want to keep listening to.”
 
 
 
【野村彰浩(piano/synthesizer/composer/arranger)】
1975年広島生まれ。4歳でピアノをはじめ15歳で渡英。Don Rendell氏に師事。17歳の時 Guildhall music主催のコンテストにてベストピアニストに選ばれ、 The StableやJazzcafe等英国を代表するジャズクラブに出演し脚光を浴びる。10年間におよぶ英国滞在後、2000年に帰国。2002年、new jazz(jazzを主体としながらもファンク・ハウス・現代音楽など取り込む)としての形態を持つ akicool.com project を立ち上げる。
神酒大亮監督、映画「FALA」「MINE」(2003年TAMA CINEMA FORUMグランプリ作品)の音楽監督を務め、都内や各地で生演奏を取り入れ上映される。2002〜2003年にはファッションブランド「bajra」の音楽監督を務める。2004年、音劇レヴュー「龍の衣」や広島の芸術祭典「RESOLUTION」などの舞台でプレイヤー&音楽監督を務める。
2006年、TSS(テレビ新広島)デジタル放送開局特番「音を奏でる宮島」に出演し、厳島神社内の国宝「高舞台」にてシンセサイザー(現代楽器としての演奏は高舞台で初めて)を演奏。
2007年、ダライ・ラマ14世法王、デスモンド・ツツ大主教、ベティ・ウィリアムズ女史等3名のノーベル平和賞受賞者を迎えて行われた『広島国際平和会議2006』のDVDの音楽監督、2010年『ダライ・ラマ法王Teaching 2010 in 広島』の音楽監督を務め法王と謁見。2016年、広島県環境県民局文化芸術課主催『ピースアーチひろしま』出演、広島市8.6のとうろう流し『慰霊の音楽奉献』音楽奉献団員。2018年、第17回広島国際アニメーションフェスティバルに同年リリースしたフルアルバム「五行思想Cinq éléments」で出演。現在、エレクトロニカデュオユニット「ラティサ」として、サックス奏者福田ひとみと共に全国各地で公演を行う。既成の演奏空間からレストランやカフェ、美術館などでも演奏や音楽プロデュースなどを行い、常に空間と人と音楽の関係性を表現し展開している。
 
 
 
【福田ひとみ】 1990年生まれ 広島出身。
12歳のとき吹奏楽部でアルト・サキソフォンを始める。ジャズサキソフォン奏者・矢野沙織の2ndアルバム「02」を聴いて衝撃を受けサキソフォン演奏の基礎、音楽理論を学び始める。
広島市立基町高等学校へ入学し、器楽部(吹奏楽部のこと。以前は管弦楽部があったことからこの名前がついた。)を経て、高校一年生の16歳からクラシックサキソフォン奏者・宮田麻美氏の下で伝統的なフランス派奏法を学び、高校3年間Fabrice Moretti氏の公開レッスンを受けている。ソルフェージュ、音楽理論、ピアノを吉井音楽アカデミーにて学ぶ。

その後エリザベト音楽大学演奏学科に学費免除の特別奨学生として入学。
2010年夏、同大学より海外研修奨励賞を得て、フランスのポワティエで行われた「ハバネラ・サキソフォンアカデミー」に参加する。そこでDave Riebman、Jean-Charles Richardらの音楽と講義に衝撃を受け、即興演奏、作曲を始める。
同年、エリザベト音楽大学サキソフォン専攻の同級生で『CHAM’s Saxophone Quartet』を結成。ソプラノ・サキソフォンを担当。ソロ、サキソフォン四重奏の演奏活動をスタート。CHAM’s SQとして、在学中は同大学コンサートシリーズ「室内楽の夕べ」にて学内選抜により出演した他、TSS ( テレビ新広島 )「ひろしま百景」の音楽収録に参加。2012年4月と2013年3月には「芸術祭ひろしまの春」にてリサイタルを開催し、好評を得る。(公財)広島市文化財団文化活動助成事業による「広島サマーコンサート2015」にて優秀演奏者・カワイ賞受賞。同賞受賞者コンサートへ出演する。
ソロでは第24回 レ・スプレンデル音楽コンクール 審査員賞、第14回万里の長城杯国際音楽コンクール 管楽器部門 大学の部 第1位 、第18回KOBE国際音楽コンクール 木管楽器部門 奨励賞を受賞。
同大学よりザビエル奨学賞、学長表彰を受ける。

2013年同大学卒業後は同大学研究科に在籍し、広島交響楽団、九州交響楽団にて共演。県内の中学・高等学校の吹奏楽部の指導も行う。同大学卒業演奏会、第38回中・四国新人演奏会、第10回サクソフォーン新人演奏会、第26回広島市新人演奏会に出演。
2016年夏、故原博巳氏の下で個人レッスンを受ける。

2017年3月音楽家野村彰浩とサキソフォンとキーボードによるエレクトロニカ・デュオユニット「LaTICA」を結成する。広島を拠点に、ライブハウス、レストラン、その他様々なシーンで全国各地活動を重ね、2017年3月に「LaTICA」、2017年5月に「SVAROG」、2018年1月に「høst」の3枚のミニアルバムと、2019年10月にフルアルバム「CORDELIA」をリリース。広島市の音楽事業にも多く関わり、「the Hiroshima music boat」「8.6のとうろう流し『慰霊の音楽奉献』」「平和大通り芸術展 Hiroshima ARTery」等に出演。プロデュースプロジェクトとして、福原一閒(篠笛、能管)、 榊記彌栄(箏)、山本優一郎(ベース、コントラバス)等とのユニット「Cinq éléments 〜 五行思想」として2018年4月にフルアルバム「Cinq éléments 〜 五行思想」をリリースし、「2018広島国際アニメーションフェスティバル」のレセプションパーティーへ出演。現在まで、各地での芸術祭、音楽祭へ数多く出演。幅広い音楽性や圧倒的な演奏力で、そのパフォーマンスを体感した者からは、「現世で聞ける究極の癒し系音楽」「世界を旅してるように感じる」「心の琴線に触れる」等の声が上がる。
8.6のとうろう流し『慰霊のための音楽奉献』音楽奉献団員を務める。

2020年8月ピアニスト小林知世氏とデュオ結成10年目にして初のクラシック作品のCDアルバム「Sonata 」をリリースし、好評を得る。

これまでに、Fabrice Moretti、Lars Mlekusch、各氏の公開レッスンを受講。
サキソフォンを宮田麻美、宗貞啓二、鈴木浩二、故原博巳の各氏に師事。

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